【初心者向け】初めてでも失敗しないロードバイクの選び方とおすすめモデル10選

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これからロードバイクをはじめたい!という初心者の方は、まだロードバイクのイメージが漠然としていて具体的なロードバイクの違いや選び方がまだわからない場合もあるかと思います。
実際ロードバイクを選ぶ際にはいくつかのポイントを検討する必要があり、すべて重要なので細かく吟味する必要があります。
特に重要なポイントは、①ロードバイクの利用シーン、②価格帯、③フレームサイズです。
今回は、初心者の方がこれからロードバイクを始めようとする場合に見逃せないこの3つのポイントを、おすすめモデルとともにご紹介します。

目次

初心者向け選び方①ロードバイクに乗るシーンに合わせて選ぼう

まずはロードバイクをどういったシチュエーションで乗るのを想定しているのかをよく考え、どういった性能を重視するのかを考えるのがロードバイク選びの第一歩と言えます。
場合によってはマウンテンバイクやクロスバイクも視野に入ってくるので、スポーツサイクル自体になじみがない場合は、他のスポーツサイクルの特徴も抑えておくとよいでしょう。

参考記事:初めてのスポーツサイクル。マウンテンバイク・クロスバイク・ロードバイク違い

スポーツサイクルにおいてのロードバイク独自のメリットは、舗装路をスピーディに長距離走れることです。
そしてその中でも、平坦な道を長距離を走ることが想定されたロングライド向けのモデルや、坂道を走り抜けることに特化したヒルクライム向けのモデルなど用途に応じたものがあります。

もちろん用途に合わないからと言って全くダメというわけではありませんが、自分の運用法を元にどのような性能を重視したいのかを考えることで、より快適にロードバイクを楽しむことができます。
まだ漠然としたイメージしかないのであれば、どんな場面にも対応できるようマルチな設計のオールラウンドモデルやシクロクロスと呼ばれるバイクもあるのでそれを視野に入れてみるのもいいでしょう。

参考記事:失敗しない!それぞれの用途別ロードバイクの特徴と選び方

 

初心者向けロングライド用ロードバイク

ロングライド用のロードバイクは長距離でも疲れにくい性能が要求されます。楽なライディング方法が定まっていない初心者の方は、特に疲れにくいモデルを選ぶ必要があります。
初心者用のロングライドバイクを選ぶ際は、低速から高速まで幅広く対応できるギアや、路面から伝わる衝撃を吸収しつつ疲れにくいフレームが採用されていることがポイントになります。
ある程度の軽さは必要ですが、重量よりも空気抵抗など体力を必要以上に消費させない設計が、より長距離のサイクリングを快適なものにします。

初心者向けロングライド用おすすめモデル【NEILPRYDE  ZEPHYR 105】


出典:NEILPRYDE ニールプライドバイク ジャパン

価格:¥279,800 (税抜)
特徴
ニールジャパン社のゼファーは、100~200kmのロングライドを想定して構成されたロードバイクです。
カーボン素材のフレームは衝撃吸収性を重視して設計され、ロングライドでも地面から伝わる衝撃を和らげて体への負担を減らしてくれます。

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初心者向けヒルクライム用ロードバイク

坂を上り続けるヒルクライムにおいて最大の敵は重力です。
車体が重いと重力にひっぱられて搭乗者への負担は大きくなるので、軽いロードバイクが理想的です。
また加速よりは漕ぎ脚の軽さが要求されるので、漕いだ力がトルクになりやすい小さいギアを採用しているロードバイクがより有利になります。

初心者向けヒルクライム用おすすめモデル【TCR ADVANCED 1 KOM 2017】



出典:ジャイアント

価格:¥240,000(税抜)
特徴
マルチな構成にはなっていますが、KOM(King of mountain)という名前が付いているとおりヒルクライムを重視したロードバイクです。
コンポが比較的負担の小さいギアで構成されているので、上り坂で力強く漕ぎ切ることができるよう設計されています。

初心者向けオールラウンドモデルのロードバイク

オールラウンドモデルは全体のバランスがよく構成されています。
幅広い速度域に対応できるギアや、剛性と柔軟性のバランスの良いフレームを採用することでマルチに対応できるモデルです。
突出した性能が必要なく比較的安いモデルも多いので、運用法がまだ固まっていない初心者にもおすすめです。

初心者向けオールラウンドおすすめモデル【LOOK 765】

 

出典:765 COMPLETED BIKE / 765 – Look
価格:¥280,000(税抜き)
特徴
ポイントを抑えた設計で、剛性と衝撃吸収性のバランスが良いフレームを採用しています。
重さも控え気味なのでロングライドもヒルクライムにもマルチに使える一台です。

このように同じ価格帯でも目指す性能に違いがあります。
主にフレームが性能の基礎になっているので購入した後に変更しにくく、購入時によく吟味することが重要になります。

 

迷ったらシクロクロスもおすすめ!

まだロードバイクを利用するシチュエーションが固まっていない初心者の方には、シクロクロスと呼ばれるロードバイクもおすすめです。

シクロクロスは比較的上体を起こした楽な姿勢で乗れて、タイヤもパンクしにくい太く頑丈なタイプを履いているので初心者でも安心して乗ることができます。

初心者におすすめのシクロクロス【MERIDA CYCLO CROSS 500】



出典:メリダ -MERIDA- | ラインナップ | シクロクロス | CYCLO CROSS 500

価格:¥149,900(税抜)
特徴
乗りやすい乗車姿勢が特徴のシクロクロスです。
今後高速巡航したい場合にはタイヤを変更することで対応できます。

 

初心者向け選び方②ロードバイクの価格差を理解して選ぶ

ロードバイクは10万円以下のものから100万円を超えるモデルまで様々なラインナップがあります。
ロードバイクの価格は主に『フレーム』と『コンポーネント』で決まります。

フレームはロードバイクの骨組で、デザインや素材の違いで重さや乗り心地が左右されます。
より緻密に設計された物は高価で、カーボンやアルミ、クロモリなど素材の違いでも性能と価格に差が生まれます。

参考記事:新車購入時は要チェック!ロードバイクのフレームの選び方

コンポーネント(コンポ)は機械部分の部品の総称です。グレードが様々あり性能に違いがあります。
グレードごとに対応するギアの枚数や軽さに違いがあり、乗り心地や耐久性にも影響します。
もちろんハイグレードに越したことはありませんが初心者においてはそこまでの性能差はまだ実感できないので、最低でもShimano社の「Claris」、「SORA」を装備している自転車であれば十分ロードバイクを楽しめるでしょう。

参考記事:ロードバイクの性能を左右するコンポの違いと選び方

 

初心者向けカーボン製フレームのロードバイク

カーボン製フレームは柔軟性と剛性が両立でき、かつ軽量にできる特徴があります。
カーボン素材にも密度などにグレードがあるので価格差が激しいですが、完成車であれば最低でも25万円程度になります。
ただし衝撃に弱く転倒や衝突で割れる可能性が高いリスクもあるので特に初心者の場合注意が必要です。

初心者向けカーボン製フレームのおすすめモデル【granfondo GF02 Carbon Tiagra】


出典:BMC granfondo GF02 Carbon

価格:¥257,000(税抜)
特徴
コンポに様々なグレードが用意されていて、中級グレードのコンポ採用モデルであれば25万7千円とフルカーボン採用モデルとしてはかなり安価に入手できます。
フレームもよく考えられた設計になっていて、太めのタイヤへの換装も想定されたクリアランスなのでマルチに対応できる一台です。

初心者向けアルミ製フレームのロードバイク

アルミは軽量で剛性が出しやすいのでスポーツサイクルでは幅広く採用されている素材です。
カーボンが一般的になった今でも、アルミにこだわりをもってカーボンを凌駕するフレームを開発するメーカーもあり侮れない素材です。

初心者向けアルミ製フレームのおすすめモデル【Cannondale CAAD12 TIAGRA】


出典:Cannondale CAAD12 TIAGRA

価格:¥150,000(税抜)
特徴
コンポに上記したBMC GF02と同じTIAGRAを採用しながら価格を10万円以上抑えたモデルです。
決してフレームに手を抜いているわけではなく、カーボンと同等の軽さを誇るアルミフレームの逸品です。
乗り味に差があるので一概にどちらがいいとは言えませんが、安く軽量なロードバイクを探している場合には候補に入れても間違いありません。

下記は同車種の2016年モデルです。

 

グレードによる価格差

同一メーカーの様々な価格のモデルを比較して、性能やパーツ構成を見てみましょう。

初心者向け高価格帯のロードバイク【GIANT   TCR ADVANCED SL  TEAM】


出典:ジャイアント

価格:¥580,000(税抜き)
特徴
GIANT社のロードバイクで、高価格帯のグレードにあたります。
カーボン素材で作られたフレームはポイントを抑えて太さや接合方法を変えて強度のバランスがとられています。
コンポはSHIMANO社の最高グレードであるDURA‐ACEを使用しています。

軽量ながらも多くのレースのレギュレーションに適合している重量なので、このままでも十分レースに使用できる構成にされています。
税込60万円近いので初心者にいきなりこのクラスは選びにくいかもしれませんが、選べば間違いなく即戦力になります。

下記は同一グレードのフレームを使用した2014年モデルのご紹介です。

初心者向け中価格帯のロードバイク【GIANT   TCR ADVANCED 2】


出典:ジャイアント

価格:¥190,000(税抜)
特徴
GIANT社人気のモデルで、中価格帯のミドルクラスに位置付けられます。
フレームはアルミ製ながら上級グレードをもとに作成されているので、性能は十分と言えます。
コンポはSHIMANO社の中上級グレードにあたる105を採用しています。

このままでもロングライドでもヒルクライムでも趣味乗りには十分以上のスペックです。
ただし成績を競うレース用と考えると細かなパーツやコンポの変更などが必要な印象です。

下記は同一モデルの2016年モデルのご紹介です。

 

初心者向け低価格帯のロードバイク【GIANT CONTEND 2 2018】


出典:ジャイアント

価格:¥78,000(税抜)
特徴
GIANT社の入門用最低価格帯のロードバイクです。
アルミ製フレームは品質を確保しつつも構造の簡略化で価格を抑えていますが、重量については少々重めの印象です。
コンポセットはSIMANO社のロード専用モデルとしては一番下のグレードになるClarisを採用しています。

やはりミドルグレードに比べると劣っているのは事実で、100kmを超えるロングライドやヒルクライムには向かない印象です。
ただしロードバイクと呼べる質は保っているので、通勤など短距離の移動や予算はあまりないけどロードバイクを楽しんでみたい!という場合にはもってこいの一台と言えます。

※下記は同モデルの前年度モデルのご紹介です。

このように価格帯によって性能差があります。

いきなり数十万円のロードバイクを買うのに抵抗がある場合は、15~20万円辺りのロードバイクを狙えばフレームはしっかりしているので、コンポの変更などをすることで長く付き合えます。
とりあえずロードバイクがどんなものか試してみたいという場合には、10万円以下のロードバイクでもママチャリなどの一般的な自転車との差は十分実感できます。

初心者向け選び方③ロードバイクのフレームサイズを選ぼう

出典:ジャイアント

おおよそどういったロードバイクがいいのか決まったら、そのロードバイクが自分の体に合うのかを確かめてみましょう。
ロードバイクをはじめとしたスポーツサイクルはそれぞれホイールサイズが決まっているので、ママチャリやシティサイクルのようにホイールサイズで選ぶことはできません。
代わりにロードバイクの骨組みになるフレームに様々なサイズが用意してあるので、自分に合ったサイズの一台を選ぶことができます。
フレームサイズが合わないと性能を引き出せないだけでなく、体に負担がかかりケガの原因にもなるので、必ずフレームサイズを確認しましょう。

フレームサイズ適合表

フレームサイズ 適応身長
460mm 155~168cm
465mm 158~173cm
470mm 160~175cm
480mm 160~178cm
500mm 160~180cm
520mm 164~182cm
530mm 166~183cm
540mm 168~184cm
550mm 170~186cm

参考URL:http://www.e-otomo.co.jp/support/adjustment-2/

メーカーやモデルによって異なる上に、手足が長い方はこの限りではないのでは実際にまたいで選ぶことをお勧めします。
実際のモデルにどんなフレームサイズがあるのかをチェックしてみましょう。

【MERIDA REACTO 400】


出典:メリダ―MERIDA―

価格:¥159,900(税抜き)

サイズラインナップ

フレームサイズ 適応身長
470mm 160~170cm
500mm 165~175cm
520mm 170~180cm
540mm 175~185cm
560mm 180~190cm

 

メリダのREACTO 400の場合この5つのサイズがラインナップされています。
フレームサイズを選べば同じ車種でも160cmの方から190cmの方まで幅広く対応しているのがわかりますね。

【GIANT ENVIE ADVANCED 1】



出典:Liv cycling

価格:¥250,000(税抜き)

サイズラインナップ

フレームサイズ 適応身長
430mm 145~160cm
465mm 155~170cm
500mm 165~175cm

Liv cyclingはジャイアント社が贈る女性向けのスポーツサイクルブランドです。

パステルカラーが基調で女性に嬉しいデザインが多いだけではなく、フレームサイズも女性専用に小さい設計になっています。

下記は同一モデルの上位グレードモデルです。

売れ筋のサイズは発売して間もなくなく売り切れてしまうことが多いので、情報をこまめにチェックしてみましょう。
逆に身長が高かったり低かったりする場合には割と売れ残りやすいので、前年のモデルなどをチェックしてみると型落ち出やすく手に入ることもあります。

 

まずは一台購入してみよう

上記したような「どんな用途で使うのか」「予算はいくらなのか」を元にロードバイクを選び、「体に合ったフレームサイズ」を選ぶことで十分ロードバイクを楽しむことができます。
他にも様々な要素が絡み合って性能が決まりますが、まずは10~20万円の比較的安いグレードのロードバイクを購入し乗りこなすことで、さらに目指したい性能が見えてくると思います。
まずはよく吟味してお気に入りの一台を探し出し、ガッツリ乗り回して楽しんでみましょう!