使い方に合わせて適切な一台を!クロスバイクの用途別選び方

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クロスバイクの運用法は多岐にわたり、それに合わせて様々なモデルが発売されています。

運用法に合わせて選ぶことでより快適に運用できるので、購入前に想定する運用法を考えてみましょう。

今回はそんな方へ向けて、運用法別にクロスバイクを選ぶポイントとおすすめモデルをご紹介します。

 

クロスバイクは最もマルチに使える自転車

クロスバイクはもともとマウンテンバイクから派生した自転車で、オンロードもオフロードもスピーディに走るためのハイブリッドモデルとして誕生しました。

ただ現在に至るまでクロスバイクの定義は確立しておらず、様々なモデルが発売されています。

元がマウンテンバイクと言うこともあり、フロントにサスペンションを装備したマウンテンバイクのようなクロスバイクもあれば、ロードバイクに近いフラットバーロードと呼ばれるタイプ、シティサイクルの性能を上げたようなタイプもあります。

 

 

タイプ別にクロスバイクの特徴を見てみよう

それぞれ自分の使う状況に合わせて選ぶことでより快適に運用できるので、どんなタイプがあるのか見てみましょう。

 

スピードに特化したクロスバイク



出典:2017 GIANT Bicycle

元々マウンテンバイクを元に作られたクロスバイクですが、日本は舗装路が多く路面状況もいいので舗装路をスピーディに走れるように作られたモデルが人気で、メーカーも海外向けはサスペンションを装備していても日本向けモデルはリジット(サスペンションのない)フロントフォークに変更して販売しているモデルもあるほどです。

ロードバイクと同じ700Cというスピードの出しやすいタイヤを装備し、フレームも軽量なものが多いです。

舗装路においてはスピードも出しやすく乗り心地も良いですが、砂利道や濡れた道への対応はマウンテンバイクと比較すると苦手なので、砂利道は避け路面がぬれている場合に乗る場合にはスピードを落とし凹凸や坂道に注意しましょう。

 

 

オフロードに特化したクロスバイク



出典:DS2 TREK

マウンテンバイクと何が違うの?と言われると難しいところですが、まずタイヤが本格的なマウンテンバイクに比べて細く、断面も凹凸が少なく舗装路でも負担が少ないタイプが採用され、フレームも本格的なマウンテンバイクに比べ激しい運用を見越していないのでフレームも薄く軽量な設計のものが多いです。

ぬかるみやジャンプするような本格的なオフロードになると不安ですが、舗装路向けのクロスバイクでは走れない砂利道等にも対応してくれるのでより様々なシチュエーションに対応できると言えます。

ただし日本では「サスペンションが付いているのはマウンテンバイク」というイメージが強いので、日本向けにおいてはサスペンションが付いたクロスバイクではなく、「舗装路にも対応したマウンテンバイク」という形でマウンテンバイクカテゴリに入れられるようになってきたので、クロスバイクにサスペンションが付いたモデルは徐々に数を減らしてきています。

 

 

普段乗りに特化したクロスバイク


出典:JOB International

普段使い用に設計され、より気軽に乗りやすいタイプのクロスバイクも人気です。

変速機などのコンポーネントも丈夫で扱いやすいタイプが採用されていて、乗車姿勢も比較的上体を起こした姿勢で乗れるので無理なく乗ることができます。

比較的安価でありながら各部の強度も重視されていて品質もスポーツサイクルとして申し分ないですが、スピードを出しすぎると不安定になり、オフロードを走るとフレームへの負担が気になるのであくまで街中をゆっくり乗る場合に適しているといえます。

 

 

運用法別にどういったモデルが向いているか考えてみよう

実際にクロスバイクを運用する状況を想定して、上記したようなポイントを元にどういったクロスバイクが向いているか、どういったモデルは向いていないか考えてみましょう。

 

通勤通学に使用する場合

通勤通学に使用する場合、街中で舗装路を短距離走る場合には、普段使いに向いている6万円前後のクロスバイクで十分対応できます。

スピード重視のモデルよりもメンテナンスも比較的簡単で、オフロード向けのモデルよりも軽いので快適性も高いです。

ただし距離がある場合はスピード重視のモデルの方が疲れにくく、通勤路に砂利道や未舗装の道路がある場合にはオフロード向けのモデルを選ぶとよいでしょう。

 

通勤通学におすすめのクロスバイク

【GIANT ESCAPE  R3


出典:2017 GIANT Bicycle

価格:¥50,000(税抜)

普段乗りにおいてもっともコストパフォーマンスが高く、信頼性も高いのがGIANT社のエスケープRシリーズです。

価格が安いながらも品質が高く、信頼性の高いモデルと言えます。

 

 

 

【Bianchi ROMA 4】



出典:Bianchi

価格:¥70,000(税抜)

escapeに並んで人気なのがビアンキのROMAシリーズです。

デザイン性も高くカラーバリエーションも豊富なのできっとお気に入りの一台が見つかります。

 

 

長距離のサイクリングに使用する場合

片道20km程度のサイクリングの場合、スポーツ走行向きの10万円前後のクロスバイクがおすすめです。

軽量でスピードも出しやすく、乗車姿勢も疲れにくくスピーディに走れるポジションがとれるので、長距離のサイクリングでもスイスイ走れます。

ハンドルの変更やホイールをより性能の高いタイプに変えることでより長距離のサイクリングが快適になります。

ほとんど悪路を走らない場合、サスペンションはほとんど重しにしかならないので不要と考えていいでしょう。

往復100kmを超えるようなサイクリングだとクロスバイクだと少し力不足になってくるので、ロードバイクの購入も視野に入れてみましょう。

ロードバイクはこれさえ見れば間違えない!ロードバイクの選び方完全保存版!

長距離のサイクリングにおすすめのクロスバイク

【GIANT ESCAPE RX 2】



出典:2017 GIANT Cicycle

価格:¥76,000(税抜)

普段乗りに最適なESCAPE  Rシリーズに対して、よりスピード重視のモデルがESCAPE  RXシリーズです。

シートも疲れにくく軽量のタイプを採用し、ワイヤーもフレーム内を通しているこだわりのモデルです。

 

 

【COLNAGO VORREI  SORA】



出典:COLNAGO

価格:¥120,000(税抜)

フラットバーロードと呼ばれるまるでロードバイクのような攻めたジオメトリーを採用しているモデルです。

フレームは軽量アルミ合金を使用し、フロントフォークはカーボン素材とスポーツ走行向きの完成度の高い一台になっています。

 

 

山道や河原など未舗装路を走る場合

通常のクロスバイクは比較的細いタイヤを採用しているので、砂利道ではパンクの心配がありますし、段差を乗り越える場合に注意しないと横滑りして転倒の心配もあります。

そういった事態を想定できる場合にもってこいなのが、オフロードに特化したクロスバイクです。

セミブロックタイプのタイヤを装備しているので砂利道やぬれた路面でも滑りにくく、街乗りにおいては道路から歩道に走り換える場合も安心です

サスペンションは未舗装路だけでなく、道路の排水溝などの段差にも強い味方になってくれます。

あまりスピードを求めない場合には、オフロード向けのクロスバイクは街乗りにおいても有効なモデルとなります。

 

未舗装路におすすめのクロスバイク

【TREK DS 2】



出典:DS 2 TREK

価格:¥65,880(税抜)

丈夫なフレームに太めの丈夫なタイヤを装備しているので悪路でも安心して使用することができます。

シートポストのストロークも広く、乗車姿勢も幅広く対応するので乗りやすさを重視したいときにも視野に入るモデルです。

 

 

用途が広いからこそこだわって選ぼう

先述したようにクロスバイクの定義は定まっておらず、幅広いモデルがあります。

しっかりしたメーカーのものを購入すればどれをとっても性能は十分ですが、やはり適した運用法に合わせて選ぶことでより快適に使用できることに変わりはありません。

ロードバイクのようにスピードを極限まで求めるという物ではないのでメーカーも様々なモデルを導入しています。

メーカーの意図した設計を把握して、自分の運用法に合った一台を選んで快適なサイクルライフを送りましょう!