初心者・中級者・上級者レベル別クロスバイクの選び方とおすすめモデル

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初心者向けというイメージの強いクロスバイクですが、中級者や上級者となるとどのような選び方があるのでしょうか。

今回はユーザーのレベル別にクロスバイクの選び方と、おすすめモデルをご紹介します。

 

クロスバイクは初心者向け?

クロスバイクは、山を颯爽と駆け抜けるマウンテンバイクや、最速を目指したり長距離を走るロードバイクとは違い、普段乗りとしての需要が高い自転車です。

そのため初心者や、趣味乗りをしない一般ユーザー向けと思われがちです。

実際ロード、マウンテンほどがっつり乗らないユーザーや、通勤通学に使いたいという移動手段として使用するのにうってつけの自転車です。

あまり性能を求められないジャンルに見えるクロスバイクですが、細かく見てみると様々なグレードがあり、価格も5万円前後から20万円以上と幅広いです。

それぞれどういったユーザー向けにどういった性能を有しているのかを考えてみましょう。

 

レベル別クロスバイクの選び方

 

初心者のクロスバイクの選び方

スポーツサイクル初心者は、だいたいどのクロスバイクを選んでも失敗しないといえます。

ただし安いものにはルック車と呼ばれる性能の低いものもあるので、ある程度ロードバイクにも精通しているメーカーのものを選ぶとより安心と言えます。

価格としては5万円前後のものから10万円前後の物がおすすめです。

それ以上の高級なものを買ってももちろん損はしませんが、乗車姿勢や使用しているタイヤなど、ある程度操作に覚えがないと扱いにくいものもあるので注意が必要になります。

 

初心者におすすめのモデル

【GIANT ESCAPE R3】



出典:2017 Giant Bicycle

価格:¥50,000(税抜)
特徴
クロスバイクと言えばこれと言うほどベーシックなクロスバイクです。
安価ながら品質も良く、最もシェアの高いモデルと言えます。

下記は同モデルの2012年式のご紹介です。

 

 

【Bianchi    ROMA 4】



出典:Bianchi

価格:¥70,000(税抜)
特徴
ESCAPE R3に並んで人気なのが、ビアンキのROMAシリーズです。
ビアンキらしい独特なデザインに、様々なカラーリングがラインナップされています。

 

 

【MERIDA CROSSWAY 100-R】



出典:メリダ ―MERIDA―

価格:¥53,900(税抜)
特徴
アルミフレームにアルミフォークを採用したベーシックなクロスバイクです。
キックスタンドも付属で、通勤通学など普段乗りにぴったりなモデルです。

 

【GIOS MISTRAL GRAVEL



出典:JOB international

価格:¥59,800(税抜)
特徴
ロゴを前面に出したデザインが印象的なクロスバイクです。
スモールブロックと言われるグリップ力が高く幅の広いタイプのタイヤが採用されており、幅広い道路状況に対応してくれます。

 

 

中級者のクロスバイクの選び方

スポーツサイクル中級者になると、扱いにも慣れて品質の違いに敏感になってくると思います。

クロスバイクは元来競技用ではないのでロードバイクほどのスピードは出しにくいですし、マウンテンバイクのようにオフロードをより安定して走行できるほどの性能はありません。

最近ではマウンテンバイクもクロスバイクと変わらない値段で発売されているのでオフロードを走りたい場合はマウンテンバイクを購入してもよいと思います。

ただし、ロードバイクの場合街乗りや、防犯のことを考えると通勤通学にも使いにくいので、セカンドバイクとして乗りたい場合には中級者以上の方にもクロスバイクがおすすめです。

ただ単に短距離移動する場合そこまでの性能は必要がないので5万円台の安価なモデルでも良いですが、普段からロードに乗りなれていると安価なモデルのアップライドな姿勢に違和感を感じる方もいるかと思います。

なので、ロード乗りの方のセカンドバイクとしては10万円前後のスポーツ走行に向いているモデルがおすすめと言えます。

乗車姿勢もロードバイクに近く、コンポもロード用のものを採用している「フラットバーロード」と言われるモデルならよりロードバイクに近い運用もでき違和感なく乗れるでしょう。

 

中級者におすすめのモデル

【GIANT ESCAPE RX 2】



出典:2017 GIANT Cicycle

価格:¥76,000(税抜)
特徴
大人気ESCAPEシリーズにより走行性能を求めたモデルです。
ケーブルをフレーム内に内蔵した設計など、ロードバイクで培った技術が随所に見られるこだわりの一台です。

下記は同モデルの2012年式のご紹介です。

 

 

【TREK Zektor 3】



出典:Zektro 3 TREK

価格:¥99,360(税抜)
特徴
街乗りをより快適に走れるよう設計されたクロスバイクです。
ロードバイクのように前傾姿勢をとれるフレーム構造なので、よりスピーディな走行ができます。

 

【COLNAGO VORREI  SORA】



出典:COLNAGO

価格:¥120,000(税抜)
特徴
2018年モデルに初登場したクロスバイクで、よりロードバイクに近い運用ができる「フラットバーロード」と呼ばれるモデルです。
フレームは軽量アルミ合金を使用し、フロントフォークはカーボン素材と完成度の高い一台になっています。

 

 

【Specialized SIRRUS COMP CARBON】



出典:SIRRUS COMP CARBON

価格:¥180,000(税抜)
特徴
カーボンフレームを使用したハイエンドのクロスバイクです。
ミドルクラスのロードバイクに並ぶ価格なので迷いどころですが、街乗りでカーボンの性能を試してみたいときにはうってつけのモデルです。

 

上級者のクロスバイクの選び方

歯に衣着せずに言えば、スポーツサイクル上級者の場合わざわざ新しくクロスバイクを購入する必要はないと考えます。

理由は、エントリークラスのロードにもスピードと長距離の快適性には劣り、オフロード走行もマウンテンバイクにはかなわないからです。

ただし、中級者用と同じくロードバイクのセカンドバイクとして、もしくはマウンテンバイクのセカンドバイクとして購入する場合はもちろん有効と言えます。

クロスバイクが唯一ロードバイク、マウンテンバイクに勝てるのは「街乗り、趣味乗りに特化した快適性」です。

シートを軟らかいものに変更したり、タイヤを自分が乗る癖に合わせて適切なものに変更したり、ハンドルを変更したり細かな改造で快適性は劇的に上がります。

上級者においては、走行性能を求め買い替えるのではなく「快適性を上げる改造」に力を入れることをおすすめします。

 

 

快適性を上げるパーツ

タイヤ



出典:Ribmo(リブモ) プロタイトベルト 700cクリンチャー フォールディング カラー:ブラック

タイヤは劇的に乗り心地を変え、性能差の感じやすい部品の一つです。

太さを変えることでクッション性や段差への強さが変わり、また溝があるタイヤ、無いタイヤを選択することで転がり抵抗を抑えてより少ない力で走るか、滑りやすい路面でのグリップを得るかが選択できますので、慣れてきたらタイヤはまず変えたいパーツの一つです。

 

 

シート(サドル)



出典:V-foam VL-4283A 穴あきサドル ゲルサドル

実際に搭乗者が座るシートは、長距離での乗り心地に影響する部分です。

座り心地は人によってそれぞれで、実際に座ってみないとわからない部分でもあるので最も選びにくいパーツですが、中長距離のサイクリングをしたい場合には重要なパーツなのでぜひこだわりたいところです。

 

 

ハンドル周り



 

 

出典:40ライズ/d ライザーバー バークランプ径:31.8mm 幅:680mm

通常クロスバイクはまっすぐなハンドルが特徴の一つですが、同じ姿勢を取り続けると疲れやすいので、ハンドル形状を変えることで乗り心地が変わります。

ハンドルバーを変えるのは場合によっては変速機やブレーキも変更しなければならず少々苦労するので、元のハンドルを生かして握る位置を増やす「バーエンド」というパーツを追加するのもベーシックな改造法の一つです。

普段の生活に盛り込んで楽しみができるのがクロスバイク

クロスバイクはもともとユーザーのレベルに合わせて発売されているものではないのでロードバイクのように明確な基準がありません。

レースに出るわけでもなく、普段の生活の中にサイクリングを取り入れて楽しむのがクロスバイクのベーシックな楽しみ方で、そこまで性能を求める物ではないので逆にいえばどれを選んでも満足できるといえます。

自分のレベルが上がったから買い替えよう、というよりは、最初の一台にしっかりしたものを購入し、クロスバイクのシンプルさを逆手にとって、最後にご紹介したような改造を施して乗り味を変えて愛情をもって長く付き合ってみてはいかがでしょうか。