千差万別!マウンテンバイクを用途別に選ぶポイント

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マウンテンバイクは、ある意味スポーツサイクルのなかでも用途の広い自転車と言えます。

使い方によって求める性能が変わり、予算も大きく変わってくるので必ず購入する前にイメージを固めたいところです。

今回はマウンテンバイクの用途をそれぞれ紹介し、それに合わせたマウンテンバイク選びのポイントをご紹介します!

 

マウンテンバイクは最も性能差の激しい自転車

ロードバイクは舗装路をスピードを出し走行できる自転車、クロスバイクは舗装路、ある程度の未舗装路を走れる自転車です。

しかしマウンテンバイク(以下MTB)は、スピードこそロードバイクに負けますが舗装路を走れますし、サスペンションがあるので街中の段差程度ではものともしないので街乗りも快適と言えます。

さらには本格的なオフロードレースも、大まかに分けて6つの種目があります。

このようにマウンテンバイクは広い用途でそれぞれに合わせたモデルが様々なクラスで発売されています。

まずはどういった用途で使いたいのかをよくイメージしてみましょう!

 

街乗りにマウンテンバイクを使う

マウンテンバイクは名前のとおり山道を走るための自転車ですが、街乗りにおいてもメリットがあります。

マウンテンバイクのフレームやコンポーネントは丈夫で耐久性が高いです。

またロードバイクやクロスバイクは路面の段差などが搭乗者に伝わりやすいですが、MTBはサスペンションがあるので段差も安心です。

デメリットは丈夫な分車体が重く、タイヤも耐久性と悪路のグリップを考えられたブロックタイヤを装備しているので重さがあり、舗装路ではブロック構造が段差になり漕いだ感覚も重く感じます。

重い分長距離と長い上りは辛さがありますが、それでもメリットは大きいので街乗りであえてMTBを選ぶ方も多いです。

サスペンションをフロントのみに採用した4万円台の安いモデルから選べて生活に密着した乗り方ができるので、一番ベーシックな使い方と言えます。

 

街乗りに適したマウンテンバイク

【GIANT ATX 】


出展:2018 Giant Bicycle
価格:¥52,000(税抜)
ダートでも食いつき、かつ舗装路でも抵抗の大きくない27.5インチセミブロックタイプのタイヤに、タイヤの汚れが影響しにくいディスクブレーキが採用されています。
街乗りにも適したギアの選べる21段変速に、この価格でケーブルがフレーム内臓式なのもうれしいですね。

 

【Bianchi KUMA  27.3】

出展:Bianchi MTB

価格:¥78,000(税抜)

ビアンキらしいカラーリングの気軽なトレイルにちょうどいいMTBです。
機械式ディスクブレーキに27.5インチのタイヤ採用でATXに似た構成ですが、タイヤがより街乗り重視のパターンなのでオフロード走行もするのであればブロックタイプのタイヤも用意しておくとよいでしょう。

 

【MERIDA MATTS 6.5-V】



出典:メリダ―MERIDA―

価格:¥49,900(税抜)
最近では珍しい26インチのタイヤを採用し、コンパクトな構成で街乗りに最適です。
低価格ながら河原などの未舗装路も十分対応できるので、市街地でMTBを楽しみたい方にぴったりです。

 

ファンライド・ツーリングにマウンテンバイクを使う

いわば山道などを気ままにゆったり散歩するような感覚でするサイクリングです。

MTB本来の使い方をした上で肩ひじ張らずに楽しめるサイクリングと言えます。

どのような散策路を取るかによって適したモデルは変わってきますが、一般的にはフロントのみにサスペンションを装備したハードテールと呼ばれるモデルのMTBが適していると言われます。

タイヤは悪路に対応できるブロックタイプで、タイヤ径は好みによりますが、上りを考えると小さめの26インチ、段差の走破性を考えると29インチ、両方のバランスのとれた27.5インチなどがあります。

あくまで趣味として使うかたちになるので好みで選ぶことにはなりますが、街乗りとは違う性能が求められるのである程度の性能を求めて購入するようにしましょう。

 

ファンライド・ツーリングに適したマウンテンバイク

【GIANT TALON 3】



出典:2018 Giant Bicycle

価格:¥67,000(税抜)
同社のATXに比べ、よりオフロード重視の構成になっているMTBです。
マキシス製ブロックタイヤに、ロックアウト機能付きフロントサスペンション、さらにはより制動力の高い油圧式ディスクブレーキを採用。
気軽なトレイルに十分すぎる構成ながら安価でコストパフォーマンスの高い一台です。

 

【cannondale  CUKO 3】



出典:CUKO 3 cannondale

価格:¥99,000(税抜)

本格的なトレイルに対応できるよう構成されたMTBです。
27.5インチで食いつきと走破性の高い幅の広いセミファットのブロックタイヤにフロント1速のコンパクトクランクで上りでも漕ぎだしやすいギア比になっています。

 

レースに出るためのマウンテンバイク

MTBを使ったレースには大きく分けて6種類あります。

それぞれ走る状況が変わり、それぞれに適したモデルが発売されているので目指すレースに合わせて選びましょう。

ただしレースグレードのモデルは、もちろん舗装路も走れますが快適性の面で言うと良いとは言えないのもが多いですしタイヤ等の消耗も気になるので、街乗りにはクロスバイクやハイブリットバイク系のMTBを別途用意することをおすすめします。

 

クロスカントリー向けのマウンテンバイク

クロスカントリー用モデルのMTBは、搭乗者の好みやサーキットの構成によって様々です。

前後にサスペンションを有したフルサスモデルや、フロントのみサスペンションを装備したハードテールがありますが、共通するのはクイックな操作性を有し、スピードと操作性を重視するためサスペンションのストロークが小さめに調節できる機能や、動かなくするロックアウト機能を持っていることです。

 

【SCOTT SCALE 720 27.5″ PLUS】


出典:SCALE 720

価格:¥219,000(税抜)

オフロードではタイヤの空気圧を下げるのがグリップを上げるのに効率のいい設定ですが、SCALE 720ではよりその効果を上げられるよう幅広のリムを採用し、タイヤの扁平を効率よくグリップ力に反映させられる設計になっています。
レースを想定した装備も充実しているおすすめの一台です。

 

ダウンヒル向けのマウンテンバイク

ダウンヒル向きのバイクは、激しいオフロードを下り続ける競技なのでフルサスモデルがベーシックです。

ストロークも長めで衝撃を吸収し、フレームの強度も重視されます。

【GT SANCTION COMP】



出典:SANCTION COMP

価格:¥378,000(税抜)

ダウンヒルを重視したレース用モデルです。
上位グレードを元により軽量化し、ストローク量の多いフロントサスは強い衝撃からも搭乗者を守ります。
フルサスMTBとしては比較的安価で、MTB人気の高いGT製なのでおすすめのモデルです

 

エンデューロ系レース向きのMTB

上りも下りも、大きな段差も比較的硬い道も柔らかいダートも走り抜けることになるので、エンデューロは山道をマルチに走り抜ける性能が求められます。

【ENDURO FSR COMP 27.5】



出典:ENDURO FSR COMP 27.5

価格:¥388,000(税抜)
名のとおりエンデューロ向けに開発されたMTBです。
剛性、操作性、衝撃吸収性すべてにおいて余裕を持った作りで、細かい設定ができるのも魅力です。
フレームにツールケースなどを内蔵できる機能も、激しいライドを見越したユーザーには大きな魅力になるでしょう。

MTB選びは用途を決めるところがスタート地点!

MTBは上記したように様々な楽しみ方があり、街乗りしてもよし、山道をサイクリングするもよし、激しいレースに出るもよしと様々な使い方ができます。

ただし一台ですべてできるわけでなく、それぞれ適切な使い方があります。

まずはどういった用途に使いたいか決めるところがスタート地点になるので、今回ご紹介したようなポイントを元に、MTBとどんな旅がしたいかをよく妄想してみましょう!