初心者・中級者・上級者レベル別マウンテンバイクの楽しみ方と選び方

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本格的なマウンテンバイクとなると上級者向けで技術も必要でとっつきにくいイメージがありますが、初心者でも十分に楽しむことができるスポーツです。

マウンテンバイクは性能差がわかりにくい自転車でもありますが、楽しみ方のレベルに合わせて選ぶ必要があるとも言えます。

今回は楽しみ方のレベルに合わせたマウンテンバイクの選び方と、おすすめモデルをご紹介します。

マウンテンバイクはレベルに合わせて楽しみ方が変わる

マウンテンバイク(以下MTB)の楽しみ方は、大きく分けて三つあります。

街乗りとオフロードの兼用、簡単なトレイル、ダウンヒルを含む本格的なオフロードです。

上級コースになればなるほどライダーの技術も必要で、危険も伴うのでそれぞれレベルに合わせて楽しむ必要があります。

今回はそれぞれレベルに合わせた楽しみ方とMTBの選び方をご紹介します。

初心者のマウンテンバイクの楽しみ方・選び方

初心者の楽しみ方としておすすめなのは、公園などの小さなオフロードコースや舗装された山道のファンライド(趣味乗り)です。

MTBの花形と言えば激しいオフロードコースを飛び跳ねながら走り抜けることだと思いますが、非常に危険が伴います。

なのでまずは公園にあるオフロードコースや、MTBの走行を前提にしてある程度舗装してある山道でMTBの扱いに慣れてから本格トレイルを目指しましょう。

この場合は高級モデルの必要はなく、最低限必要な装備は

  • ブロックタイヤ
  • ディスクブレーキ
  • フロントサスペンション

このような基本的構成のモデルを選ぶとよいでしょう。

普段は通勤通学などの街乗りし、週末にオフロードを楽しみたいと考えている方にもこの構成ならば足かせになることも少ないのでおすすめです。

本格的なダウンヒルなどを目指している場合、街乗りを度外視すれば前後にサスペンションを装備したフルサスペンションモデルを購入しておくのも一つの方法だと思います。

初心者におすすめマウンテンバイク

GIANTTALON 3

出典:2018 Giant Bicycle
価格:¥67,000(税抜)
マキシス製のブロックタイヤに、ロックアウト機能付きフロントサスペンション、制動力の高い油圧式ディスクブレーキを採用した安価ながら本格派のモデルです。
気軽なトレイルに十分すぎる構成ながら安価でコストパフォーマンスの高い一台で、上級者を目指したい方にもぴったりな一台です。

MERIDAMATTS 6.5-V

出典:メリダ―MERIDA―
価格:¥49,900(税抜)
最近では珍しい26インチのタイヤを採用し、コンパクトな構成で街乗りはもちろん、アップダウンの厳しいオフロードにもぴったりです。低価格ながら未舗装路も十分対応できるので、市街地でMTBを楽しみたい方にぴったりです。

【VERB ELITE】

出典:GT Bicycles
価格:¥148,000(税抜)
特徴
低価格で夢のフルサスMTBが手に入れられるのが魅力のモデルです。
もちろん安かろう悪かろうではなく、様々なシチュエーションを想定したマルチな才能を持つおすすめモデルです。

中級者のマウンテンバイクの楽しみ方・選び方

ある程度MTBの扱いに慣れてきたら本格的なオフロードや山道にも挑戦してみたくなるでしょう。

山道にも様々あり、ある程度舗装された道や、けもの道のような未舗装路、また勾配の急な所や緩やかなところもあります。

ある程度舗装された道の場合はフロントのみにサスペンションのあるハードテイルと呼ばれるMTBでも対応できますが、アップダウンの激しいコースや、ジャンプするようなこぶのある場合にはフレームの負担と搭乗者への衝撃を和らげるためにフロントとリアにサスペンションのあるフルサスペンションモデルを選ぶとよいでしょう。

耐久性やパーツ構成を考えると20万円を基準に購入すると失敗が少ないと言えます。

中級者におすすめのマウンテンバイク

SCOTTSCALE 720 27.5″ PLUS


出典:SCALE 720
価格:¥219,000(税抜)
オフロードではタイヤの空気圧を下げるのがグリップを上げるのに効率のいい設定ですが、SCALE 720ではよりその効果を上げられるよう幅広のリムを採用し、タイヤの扁平を効率よくグリップ力に反映させられる設計になっています。
オフロードに十分対応できるパーツ構成になっているので、安くハードテイルのMTBを探している中級者以上のレーサーにもおすすめのモデルです。

下記は同モデルの2016年式のご紹介です。

DRAGONSLAYER 27.5+ PRO

出典:JamisDRAGONSLAYER
価格:¥267,000(税抜)

油圧式ディスクブレーキを採用し、27.5インチのセミファットタイヤを採用しているモデルです。
ブレーキディスクも前後で径を変更しており、より走行性能と悪路への耐性を上げています。

【STINKY 26】

出典:KONAWORLD
価格:¥298,000(税抜)
特徴
クイックな操作性とトラベル量を十分に確保したフルサスペンションのダウンヒルにおすすめのMTBです。
のぼりにも強い26インチのタイヤを採用していますので、やっぱりMTBは26インチでしょ!というライダーにぴったりのモデルです。

【STUMPJUMPER FSR COMP 27.5】

出典:SPECIALIZED
価格:¥324,000(税抜)
特徴
スペシャライズドの伝説的MTBのDNAを継承したモデルです。
フルサスペンションに27.5インチタイヤと現代のトレンドを盛り込みつつスペシャライズドのMTBに対するこだわりがもりこまれたおすすめモデルです。

下記は同モデルの2016年式のご紹介です。

上級者のマウンテンバイクの楽しみ方・選び方

上級者になると、中級でご紹介したような構成のモデルを基準に、サスペンションのトラベル量やギアなど細かな部分にも気を使って選んでみましょう。

サスペンションのトラベル量とは、サスペンションがどれだけ沈み込むか、簡単にいえばストロークの量のことです。

広ければ広い分クッション性が高いですが、必要以上にトラベル量があると沈み込みすぎて立ち上がりが悪かったりふかふかした感触が気になることもあるのでよく吟味したいところです。

ギアに関しては、大きいギアを装備していればスピードを出しやすく、小さければ上りに強いということになります。

MTBに限らず、スポーツサイクルは自分の脚力に合うギアがなければ死活問題にもなりえるので、購入時にぜひチェックしておきたいポイントです。

激しいコースになればなるほどタイヤ径による走破性の違いも重要になってくるので、大きければ段差に強く、小さければ加速性がよくのぼりにも強いということを念頭に置いて選ぶとよいでしょう。

これらに関しては購入後に改造でもある程度対応できるので、現在乗っているモデルに大きな不満がなければ改造で対応するのも一つの方法になります。

上級者におすすめのマウンテンバイク

【SPECIALIZED ENDURO FSR ELITE CARBON 27.5】

出典:SPECIALIZED
価格:¥550,800(税抜)
特徴
独特なジオメトリーを持つフルサスペンションモデルで、絶対的に重心が低めでゆったりとしたポジションが特徴です。
ストローク量は前後170mmと広めに確保し、ギアはフロント30t、リア11速の10‐42tとベーシックな構成になっています。

SCOTTSCALE RC 900 WORLD CUP – 29″

出典:SCOTTSCALE RC 900 WORLD CUP 
価格:¥699,000(税抜)
フレームに使用するカーボンシートの選定から設計までこだわりつくした最高峰のハードテイルMTBです。
乗車姿勢別の負担を考慮した設計で、かけた力を無駄にしないよう構成されたフレームに独自設計を盛り込まれたMTBです。
サスペンションのトラベル量は100mmで、ギアはフロント32tのシングル、リアは10―50tの12速と、ハードテイルらしい比較的ハイスピードでの走行を想定したモデルと言えます。

技術に合わせてバイクもレベルアップさせよう!

MTBは走るコースに対して必要なスペックが変わってきますが、走るコースは自分のレベルに合わせて選ぶ必要があります。

いきなりハードなトレイルやダートに繰り出すと大怪我を免れない事故に発展してしまうことも少なくありません。

自分の技術に合わせてコースを選び、今回ご紹介したようなポイントを元に走行するコースに合わせた一台を選びましょう!