ロングライド派におすすめのロードバイクカスタマイズ

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ロードバイクの楽しみ方として一般的になってきたロングライドですが、長距離を走るとなるとマシンにも気を配る必要が出てきます。

マシンの状態を最善に保つことで安心感にもつながるので、ロングライドに挑戦しようと思っている方はぜひマシンのカスタマイズに挑戦してみることをお勧めします。

とりわけ今回は比較的安価で簡単に変更できるロングライド用カスタマイズをご紹介します。

 

簡単な改造で劇的に走りが変わるのがロードバイク

ロードバイクに趣味で乗る方の多くがメインの楽しみ方として取り入れているのがロングライドです。

初心者の方だと100kmを目標に体力を付けている方も多いのではないでしょうか。

体力はもちろんですが、自転車本体のちょっとしたカスタマイズでびっくりするほど距離が延びることもあります。

今回は今あるロードバイクをさらに快適にロングライドに挑めるよう気軽にできるカスタマイズ方法をご紹介します。

 

 

気軽にできるロングライド向けのカスタマイズ

 

サドル

出展:Giant Bicycles

ロングライドでは長時間サドルに座ることになるので、サドルのフィッティングが重要です。

サドルが合わないと筋肉疲労ではなく圧迫やスレによる痛みが出るのでぜひ意識しておきたいポイントです。

サドルは上下だけでなく、前後位置、また角度まで調整できますので買い替えの前にまずは調整して自分の乗車姿勢に合わせてみましょう。

それでもしっくりこない場合は買い替えすることをおすすめします。

サドルは男性用女性用で分かれていることが多いので性別に合ったサドルのなかから、幅が広いものや狭いもの、座面が平面なものや湾曲しているものなど加味して選ぶとよいでしょう。

サドルに関しては骨格や体系、ポジションなど様々な要素によってどういったサドルがいいかはまちまちなので、はじめはブランドよりも安くてもいいので様々なサドルを試してどういったタイプが合うのかを見極めてみましょう。

 

 

 

バーテープ

出典:サイクルベースあさひ

サドルと同じく、肉体疲労ではなく圧迫感やスレで消耗してしまう部分が手です。

ロードバイクのグリップには基本的にバーテープを巻いてあるので、このバーテープに少しこだわってみることで握り心地も変わってきます。

多くのモデルで標準仕様では比較的硬めでグリップ力の高いものを採用していますが、ロングライドでは3,4mmある厚手のバーテープが人気です。

硬いバーテープはしっかり握れて操作性に長けていますが、握り続けていると汗で滑ったり血行が悪くなり手に疲れを感じてきます。

厚手でクッション性があれば血行が悪くなることもないですし、比較的通気性もいいので蒸れを抑えることができます。

柄やカラーも様々なので、デザインにこだわって変更するのもよいでしょう。

 

 

 

タイヤ

出典:株式会社 深谷産業 Michelin

タイヤは快適性と走行性能二つを兼ね備えた最重要パーツと言っても過言ではありません。

タイヤは推進力を地面に伝える以外にも、地面からの衝撃を吸収する効果もあります。

ロングライドを前提にタイヤを選ぶ場合、3つのポイントがあります。

・軽量

タイヤ、ホイールの重さは車体重量の軽量化の5倍~10倍効果を実感できると言われています。

性能のバランスを取りつつ、より軽量なものに変更することで体力の消費を抑えることができます。

 

・対パンク性

長距離を走るということはそれだけパンクのリスクも上がります。

ブルベなど時間制限のあるイベントだとその分タイムロスにもなるので、パンクのリスクはなるべく抑えておいた方がよいでしょう。

 

・クッション性

上記したとおりタイヤには推進力を伝えるだけでなく、路面からの衝撃を吸収する役割もあります。

太さがあればその分空気量が増え、クッション性も上がりますがその分重くなるのでバランスが重要です。

 

上記のポイントすべてが完ぺきな製品はないので、たとえばある程度体力に自信があるなら多少重くなっても28c辺りの太めで対パンク性の高いタイヤを、体力にあまり自信がないなら多少パンクのリスクを背負っても23c辺りの軽めで細いタイヤを選ぶとよいでしょう。

まだタイヤの性能の違いなどがよくわからないなら、25cのタイヤを選べば中間的なスペックと言えます。

どれだけタイヤにこだわってもパンクのリスクは避けられないので、グレードアップがてらタイヤ交換に慣れておくことで安心してロングライドに臨むことができます。

タイヤを交換する場合には、タイヤのタイプ(クリンチャー、チューブラー、チューブレスなど)やホイールの互換性に注意して購入しましょう。

 

 

 

ホイール

出典:2018 Giant Bicycle

タイヤと同じくホイールも軽量化することで性能が大きく変わります。

タイヤよりもパーツの占める重量が大きいのでより軽量化に貢献できるパーツです。

ホイールは他のパーツに比べて交換する時の最低価格が高いのでコストのかかるカスタマイズですが、最も走行性能の変化を感じられるカスタマイズなのでより長距離を目指す場合にはぜひ変更したいポイントです。

単純に軽量化するだけでも乗り心地は大きく変わりますが、平地の巡航が多いのであれば空力を意識したディープリムタイプもおすすめです。

フロントはタイヤを付けて既存のホイールと付け替えるだけですが、リアはスプロケも付いているのでスプロケを交換するか新たに買って取り付ける必要があります。

ショップによってはホイール購入時にスプロケの取り付けサービスを行っている場合もあるので、よりコストを抑えたい場合にはそういったショップを選ぶのも一つの方法です。

ホイール交換はタイヤの取り付け方法や、ブレーキのタイプ、スプロケの適合などに注意して選ぶ必要があるので、まずはショップで相談することをお勧めします。

 

 

 

ステム

EA50 +/-8度 アルミアヘッドステム 1-1/8インチ バークランプ径:31.8mm

出展:サイクルベースあさひ

ステムはフロントフォークとハンドルバーをつなぐ部品です。

一見走行性能に関係のなさそうな部品ですが、乗車姿勢を変えるので疲労具合やぺダリングにまで影響する重要なパーツの一つです。

完成車でもある程度サイズに合わせたステムが組み込まれていますが手の長さや好みの姿勢は人それぞれなので変更することでより楽に乗車することができます。

ハンドルが遠いと感じる場合は角度のあるものか短いものに、腕が窮屈に感じる場合や前傾姿勢になりたい場合にはマイナス角度で長いものにするとよいでしょう。

重量などにこだわらなければ価格も安いので気軽に変更できるパーツの一つです。

 

 

 

ビンディングペダル(シューズ)

出典:サイクルベースあさひ

ロングライドのみならず、本格的にロードバイクを楽しみたい方にはぜひ使用してほしいのがビンディングペダルです。

ビンディングペダル、専用シューズを使用すると、ペダルとシューズを固定できるので力を無駄なく伝えられるようになります。

スピードの面でいえば、通常踏み込む足だけでパワーを伝えているところをビンディングペダルを使用することで持ち上げる動作でもクランクを回せるので、より楽にスピードを出すことができ、体力面でも両脚を使ってクランクを回せるので疲労がかなり軽減されます。

ペダルとシューズの互換性に注意して購入しましょう。

 

 

フィッティング

出展:shimano

パーツをグレードアップするだけでなく、サイズと体を合わせるのもロードバイクに乗ることにおいて有効なカスタマイズです。

最近では多くのショップでフィッティングサービスを受けられるようになり、TREKでは自社運営のフィッティング専門店があるほど重要視されています。

既存のロードバイクのパーツを交換することでフィッティングさせることもできますし、新たにロードバイクを購入する前に受けることで適切なフレームサイズを調べることもできます。

より性能を引き出したい場合にはぜひ受けておきたいサービスです。

 

 

お値段以上の性能アップが見込めるのがカスタマイズ

ロードバイクは1/1プラモデルとも呼ばれ、カスタマイズすることを前提として設計されています。

これはメーカーが対応できる設計にも限界があるためで、あえて互換性を持たせている部分も大きいといえます。

ロングライドは体力と距離が比例するので、カスタマイズしていかに体力を無駄に使わないかによって巡航距離が大きく変わります。

また価格に比例せず大きな性能変化を感じられるのもカスタマイズの魅力です。

今回紹介したカスタマイズは基本的な部分ですが、ここを抑えておくだけでも十分性能は変わってくるので、ロングライドに挑戦したい、または少しでも距離を伸ばしたいという場合にはぜひチェックしてみましょう。